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2013年11月10日(主日礼拝)
「神と和らぐ」
ヨハネによる福音書14章27〜31節
大川従道牧師 (3/10) |
神さまとの関係が平和をもたらすのです。いつも隙間がないほど、神さまと親しい関係で生きているということが、本当の幸せにつながるのです。
人間は、死を前にすると不安になるものですが、
わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。(ヨハネ14:27)
イエスさまが十字架にかかる時、弟子たちに、「おじけるな。恐れる必要はない」と、おっしゃいました。
イエス・キリストの説教が二つ残っております。一つは「山上の説教」と言われるマタイ福音書5章、6章、7章。もう一つは、ヨハネ福音書14、15、16章です。話の中心は、「あなたがたに特別な平安を残していく。これをつかめば、本当の幸せがやってきますよ」ということです。
どうしてイエス・キリストは、十字架を前にして平安になれたのでしょうか。
三つ申し上げます。
1.未来観の確立
ひとつは、「未来観が確立されていた」ということです。
28節にこう書いてあります。
『わたしは去って行くが、またあなたがたのところに帰って来る』と、わたしが言ったのを、あなたがたは聞いている。もしわたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるであろう。父がわたしより大きいかたであるからである。(ヨハネ14:28)
イエス・キリストの未来観は、「私が死んだらどこに行くか」ということが明確にされていて、「それは平安と喜びです。私は故郷に帰るのですから」というイエスさまの言葉から、このような信仰を私たちが持つように、ここで学ぶことができます。
ジョン・ウェスレーは言いました。
「未来がはっきりしているということは、とても重要なことです。」
私たちの人生には、波立つことがあります。「大西洋が波立って大嵐になっても、海の底は静かである」と文献にありますが、正にそうであろうと思います。
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