石の枕
今に至るまで 「主は今に至るまでわれわれを助けられた」(サムエル記上七の十二)。
一九九二年の十大ニュースのトップは、何といっても「大和カルバリーチャペル」の新築であろう。美しい林に囲まれた心のオアシス、のキャッチフレーズにふさわしい礼拝堂が建てられ、駐車場も六百坪近い広さが与えられた。ハレルヤ!ハレルヤ、ハレルヤ、である。
次に挙げておきたいのは、教会が「祈りの家」として整えられて来たことである。若い兄姉が、熱心に祈り、賛美をする姿は、将来のリバイバルの光景を想像することができる。
個人的には、アルゼンチンのリバイバルの真中で新しい油注ぎを受けたこと。このことは、大和だけではなく、全世界に対して良い祝福につながるだろう。もっともっと強い油注ぎが与えられるように祈ってほしい。
実は、このような霊的成長の祝福だけでなく、横の交わりも豊かにされたことを覚えて感謝したい。
婦人会合同のクリスマス祝会、青年会学生会のそれ、またヨセフマリヤ会の祝会等は、最高に楽しく、すばらしいひとときであった。芸達者の人が多くおられるのにビックリした。賜物を用いて、伝道劇団設立を夢見てもよい。
いつも祈祷会のときに申し上げるのだが、良いと思えることだけでなく、マイナスと見えることも含めて、恵みを数え、心から神に感謝をささげたい。それは、「すべてのことをプラスに変えてくださる神」(ロマ八の二十八)を信じる信仰告白でもある。
年末年始は、超多忙であることはたしかではあるが、だからこそ、「汝ら、静まりて我の神たるを知れ」であって、心して、神の前に聖書を読み、み言葉に耳を傾け、祈り込むときを持たせていただこう。新しい年を恵みにあふれた心をもって、迎えたい。ゴッド・ブレス・ユー!!
一九九二年十二月二七日
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