まえがき

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 ハレルヤ!主よ、感謝します。
 この本は必要に迫られて書きました。
 元来このような内容は、第一章に関しては、伝道説教やトラクトなどで語られて来ました。
 第二章に関しては、「四つの法則」や「大いなる救い」を用いて目的を果たして来ました。
 第三章に関しては、洗礼準備会のビデオがありまして、それを用いておりました。
 第四章に関することは、全くの初めてのことでありまして、書きながら、主から離れて行かれた方々のことを思い、胸を熱くして書きました。
 第五章に関しては、私の不本意のことですが、主の深い導きの中にあることを信じて、主を畏れながら書きました。
 それぞれを、用途、立場、レベルに応じて用いてください。
 私の日頃考えていることは、「子供にも、博識のある人にも、同じ口調で語る。すなわち程度の高い平易さ」です。(これは、偉大な歴史家マルクブロックの「歴史のための弁明」の序文に書かれていることです。)
 私にとって語ることよりも書くことの方が、何倍も困難なことですが、「恥は我がもの、栄光は主のもの」のスピリットで記しました。
 他のことばでは「言近意遠」というのがありますが、これは「表現は平易だが、意味は深遠」なこと、を言います。
 毎週の教会の週報に書き続けて来た「石の枕」のコラムもそんな気持ちでの作品です。どれも不十分なものですが、私の思いをご理解くださり、ご利用くだされば幸いです。


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