石の枕
水をくんだしもべ 「わたしは、この地に雨を降らせよう」(王上十八の一)。
本日午後四時から、カナダの「バンクーバー・カルバリーチャペル」の献堂式礼拝が挙げられます。心から主の聖名を崇め、ご一緒に喜びましょう。
開拓伝道を始めてまだ一年と数ヶ月です。このような短期間に礼拝堂が完成する恵みにあずかる群も珍しいと思います。
「水をくんだしもべは知れり」(ヨハネ二章)とありますが、開拓伝道の特権の使命に燃えた新武さん、右沢さんご一家、野田さんご一家、ほんとうにご苦労様でした。
受洗者も、転入会者も与えられ、三十名をくだらない礼拝者の群となっております。本日は百名を越える大礼拝式となるでしょう。
イエス様は、マタイ十三章で「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」とおっしゃられましたが、その通りになりました。
この原則は、大和カルバリーチャペルにもあてはまります。勿論、他のどの群にも、またどの聖徒たちにも適用される霊の法則です。
どんなすばらしい結実や開花の約束が秘められていても、その種が地中に埋められないかぎりは何も起こりません。そこに信仰が問われます。
お互い、批判したり、観客席でながめているだけのキリスト者ではなく、「み言を実践する者」となりましょう。そのためには、心を合わせて、愛の祈りをささげることです。
先週の日曜礼拝の説教の中で「カルバリーチャペルの聖徒たちは、一日聖書を五章以上読む、一日一時間以上祈ることのできるキリスト者に成長してください」とお勧めしました。これは、牧師からの挑戦というよりも、神様からのチャレンジとしてお受けください。ゴッド・ブレス・ユー!
一九九二年二月十六日
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