石の枕
波瀾万丈 四月十九日にスタートした大和カルバリーチャペルは、どのような教会形成がなされていくかは、全国の注目するところであり、私たちの祈りでもあった。
「打つ手」とは適切な表現ではないが、私たちの全てのプランを主の手の中で次々に祝してくださるので、心から主の聖名を崇めている。
先週なされた「一日愛修会」も、教会の一つの歴史をつくる大切な企画であった。講師の森本先生は、そのご生涯になされた恵みの奇跡をお証詞くださって一同大いに力を受けた。午前は「波乱」で、午後は「万丈」物語であったが、まだこれは緒論であって、何時間でもお話が続くようである。是非次の機会にも来ていただこう。
昼食時の愛餐会も、良い天候に恵まれ外で内で楽しい交わりを得た。
一時からは恒例のプレゼンテーションタイム。まずヨシュア会(五十才から八十三才)のお父さんたちのハレルヤ音頭は、とてもすばらしく全体の空気をいっぺんになごやかにしてくれた。
カレブ会(約四十代)は手話コーラス。ヨセフ会は「聖書的金色夜叉」。尾崎紅葉が観たら悔い改めに導かれたであろう。飛び入り合唱も大受けした。
婦人会はうるわしい。ナオミ会は可愛い合唱。ルツ会は「喜びの旗」。エステル会は、クラッシクスタイルのユニフォームで合唱。マリヤ会は愛くるしい子どもたちとのおゆうぎ。
青年会はサウンド・オブ・ミュージックの世界。学生会は「カルバリー家の人々」という寸劇で、このまま山谷の方々にお見せしたいような立派な伝道劇であった。手話グループも大活躍。
教会でこんなに腹を抱えて笑えるなんて、なんとすばらしいことであろう。主に在って解放された群に与えられた大いなる恵みであった。
百一才の黒岩ヤス姉、喜寿、銀婚式記念の祝賀会も、「喜ぶ者と共に喜ぶ」うるわしさを味わわせていただいた。ハレルヤ!感謝します。
一九九二年九月二十七日
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