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理想の教会

リバイバルの韓国で大きく用いられている主の器の「牧会哲学」をご紹介する。

理想とする教会の第一は「家庭的な教会」。会員が一万五千人いても、キリストにあって兄弟姉妹。愛にあってひとつの家族を具体化する。そこには祈りと愛をもっての交わりがある。神のキャパシティ(収容能力)には限界がない。

第二は、「学校のような教会」。いつも聖書をむさぼるように読み、徹底的に学ぶ。ラブレターを読まずに放っておいたら必ず愛の関係はヤブレター。私たちの群には、今年すでに旧約と新約を読破した人が数人いる。心の健康の秘訣は、新薬と旧薬をいただくこと。

第三は、「軍隊のような教会」。人生には様々な悪霊との戦いがある。いいかげんな姿勢では簡単に倒されてしまう。「私たちの戦いは、血肉ではない、悪しき霊との戦いである。」「天国は激しく襲う者たちがそれを奪い取っている」(マタイ十一の十二)。奪われ占領されている領域を信仰もって、賛美と祈りとを用いて奪い返せ。

第四は、「病院のような教会」。主イエス様は、心とからだのいやし主であることを信じる。心の病がいやされ、具体的に病から解放されるように祈り続けよう。

第五は、「工場のような教会」。新しいものを産み出す産院とこわれくずれたものが新しいもののように造りかえられる場所。そこには愛と祈りと賛美とがある。

私たちの群は、日本の聖書的なモデルチャーチになる使命と責任とがある。少々不都合なことがあっても、目標めざして忍耐して邁進しましょう。

今日は、ペンテコステ礼拝である。初代の教会を研究してみると、全員が聖霊を受けて大変化した聖徒ばかりである。聖霊を汚す罪は永遠にゆるされない。自分をみて失望し、他人をみて絶望しても、主をみつめて大きな希望をもち、聖霊様を歓迎し、認め、感謝し、ゆだねて歩みましょう。

一九九二年六月七日

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