石の枕 石の枕 石の枕

大学のリバイバル

アメリカという国は不思議な所で、最低といえるほどの暗闇の部分を持っているかと思うと、ビックリするような神よりの祝福を受ける。

今月の初旬、「ロサンゼルス・タイムズ」という一般の新聞に「アメリカの複数の大学にリバイバルが起こっている」と報じられた。

リバイバルはヒューストンのバプテスト大学から、イリノイ州カンカキー州アリベッティ・ナザレン大学、ケンタッキー州ムーアヘッド州立大学、マリー州立大学、ルイジアナ州ラストン市のルイジアナ工科大学、ダラスのクリスウェル大学、そしてアラバマ州バーミングハムのサンフォード大学へと広がった。

三月十九日にはハワードペイン大学の学生たちによる証詞が、ビリーグラハム氏の母校、ホイートン大学で行われた。感動を巻き起こした一回目の礼拝は延々と続き、学生はアルコールやポルノ雑誌など彼らの罪の証拠品を、五つのゴミ袋いっぱいに集めた。この集会にはホイートン大学の二千二百人が参加した。

その集会では、プライド、憎しみ、肉欲、性的不道徳、欺き、不正直、物質主義、麻薬常習、自己破壊的な行動が次々と語られ、ある者は悔い改めに導かれた。人々の泣き声と賛美があった。そして、そこには秩序があり、みな正直であった、と報告されている。 

これらのリバイバルの話の発端は、クロス・ロバートソンという一学生の悔い改めと涙の証詞がされたことによる。

日本でもやがて、教会内だけでなく、一般の大学や高校でも、このような霊的覚醒の聖なる働きが起こると信じ、夢見て祈ることは何と胸ワクワクであろうか。

今週は前半に青年宣教大会が御殿場で、後半は「ポール・ウォーカー大会」が大田区民プラザで開かれる。これらもリバイバルへのステップであることは確かである。熱心に祈り参加しよう。

一九九五年四月三十日

前 次 目次 ホーム
[ 前のを読む | 次のを読む | 目次に戻る | ホームページに戻る ]


calvarychapel@japan.email.ne.jp