Yamato Calvary Chapel

主とともに生きる－薬物依存からの帰還

S姉妹

ハレルヤ！主のみ名を崇めます。

私の本心は、「お証は避けたい。」そんな思いにもかられますが、同じ苦しみで、今悩んでいる方と、その苦しみを共有し、また与えられた神様からの祝福を分かち合いたい。そんな思いでペンを取りました。私には、五人の子がいますが、最初の子である長男が、中二の頃から非行に走り、親のまさか！の驚きをよそに非行行為は深みにはまる一方でした。私は考えられる限りの手を尽くし、専門家に相談し、出来る限りを尽くしましたが、六年間を通過してはっきりわかった事は、彼に対して成すすべ無し、お手上げだという事のみでした。

二年前、大和教会に飛び込み、大川先生に祈って頂き、先生を通して神様からのメッセージ「すべてを益として下さる生きて働いておられる神様を信頼し、ゆだね、祈りに導かれた事への感謝、祈りの子は、決して滅びない。」等、愛に満ちた力強いお話を聞きました。聖霊様が豊かに働いて下さり、すこしずつですが、祈りを通して恐れの心が平安へ、恨みの心が感謝へ、不安の心が喜びへと私自身が変えられました。が、彼は相も変わらず非行にどっぷりつかり、シンナーから覚醒剤へと薬物依存が進行し、今年の二月警察に捕まりました。私はその事を心から感謝し、祈りました。また、イエスキリストに在って喜びも悩みも分かち合える愛する友が熱心に祈って下さいました。多くの祈りが積み上げられ、神様は息子の性格素材＝わがまま、いいかげん、自分かって、無責任、投げやり＝その他多くの社会的に死んだような素材から、家族が仰天するような青年へと変えて下さいました。

数千万キロ離れていた神様との距離は、彼を通して消滅し、私達家族は今、神様のみ手の中に、み胸の中にあります。「人には出来ない事も神には出来る」という聖書のみ言葉を現実を伴って明らかにして下さいました。親の強烈な悩みの種は、実は、かけがえのない宝物だったのです。今、お子様の事で深い悩みをお持ちなら、イエスキリストとご一緒する人生を選び、祈りへと導かれ、闇から光の世界へと歩まれますようにお祈りしています。またクリスチャンの方々にお願いがあります。「薬物依存している子供達と、そのご家族の為にお祈り下さい。」