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帝王学

明けましておめでとうございます。良い神様が、良いことをあふれるほどしてくださるように祝福を祈ります。

年末には、私たち牧師、スタッフ、補教師、神学生などに身に余るご好意をお寄せくださり、心から感謝いたします。いちいちご挨拶できないかと思いますが、失礼をおゆるしください。何よりもいつもお祈りくださいますことを心から御礼を申し上げます。今年もいっそうの祈りの応援をお願いします。主の祝福を祈ります。

さて、中国五千年の歴史から学ぶ「帝王学」「人間学」は興味深い。

上に立つ者は、たえず「深沈厚重なる第一等の資質」を身につけなければならない。このことは上に立つ者だけでなくキリスト者すべてにあてはめられることである。

第一は、原理原則を教えてもらう師をもつこと。

第二は、直言してくれる側近をもつこと。

第三は、幕賓(パーソナル・アドバイザー)をもつこと。

第一の「原理原則を教えてもらう師」の「原理原則」とは何か?

昔は通用したが、今は通用しない、というのは原理原則ではない。原理原則とは何時いかなる時代においても、いかなる場所においても通用するのが原理原則の原理原則たるゆえんである。

みなさん。何と私たちクリスチャンはすばらしい人生を送らせていただいていることでしょう。

第一は、主なるイエス・キリストであり、またバイブルといってもよい。これ以上の原理原則はない。このお方にお従いして失敗した人は、歴史上一人もいない。

第二、第三も、教会の主に在る敬虔なる聖徒たちこそ最適の方々である。

今年主のご再臨があっても、ガッチリ受けとめられる準備をいたしましょう。この群に加えられたことを心から感謝し、共に主を賛美しましょう。

一九九五年一月一日

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